脊髄造影剤検査(その4)
(その3)からの続き。
○ 12/3 入院2日目。
この日は午後から脊髄造影剤検査と手術の説明。
実は昨晩、入院の緊張感やら不安感やらで一睡も出来なかった。眠れないために、ヘルニア手術経験者の体験記などを見て時間をつぶす…。
これが!いけなかった!!
造影剤検査の内容が事細かく
分かってしまった。書いてあるとこはほとんどが
激痛の検査ということ。完全に目が覚めた。恐怖と不安しかない。そして朝を迎える。
※造影剤検査とは脊髄へ造影剤を入れてMRIよりもさらに詳しく状態を確認できる検査らしい。検査方法は背中の背骨のまわりに表面麻酔を入れ、その後注射器で脊髄神経の膜内へ造影剤を入れ、そのまま右を向いたり、体勢を変えながらレントゲンを見ながら状態を確認して行く感じ。私の場合はミエロという方法でした。もう一つあるそうです。
そして、とうとうその時が来ました。車椅子に乗せられ、レントゲン室へ。顔は真っ青。この時は本気で逃げ出そうかと思いました。
そして先生が登場。いよいよです。
「では始めます」と言われ表面麻酔。チクリ。
4箇所くらいに。まあこれは普通の注射程度。特別痛くはない。さあ!つぎはいよいよ脊髄への注射!
来るか来るかと覚悟をしていたがなかなか来ない。
心臓は大げさではなくバクバク状態。そして次の瞬間、先生から一言「では右を向いてください。」と。
ん?脊髄には?お注射は?と思い先生へ
「脊髄への注射はいつやるのですか?」と。
先生「もう入れましたよ。もう注射はありませんよ。」との事!えー!どうゆう事?
結果的に私の場合は、ヘルニアの激痛があまりにも痛かったため、造影剤検査の痛みなど恐るるに足らない痛みだったことと、先生の腕が良かったためにほとんど痛み無くこの検査を終えることができました。検査終了後、看護士の方に「顔色が青いですが、体調大丈夫ですか?」と聞かれ、「怖かっただけです。」と正直な話しました。笑われましたが、無事に終わって一安心しました。
造影剤検査について個人的に思うこと。
あくまでも個人的にです。
①注射の痛みは表面麻酔のチクッとした痛みのみ。
②造影剤注入の痛みは腰部を内側から圧迫されている感じだけで痛みは無かった。
ただ一つ分かったことは、へたに検索して調べない方がよい。という事でした。あくまでも個人的な意見ですが。
後は翌々日の手術を待つのみ。
うまくいきますように!!